先日ペット後見のセミナーに行った際に購入した“動物の精神科医"が教える犬の咬みグセ解決塾を読み終わりました。犬の行動を細かく分類して対応する解決法を飼い主様といっしょに考える本で、犬のしつけというテーマに対して獣医師という立場から科学的、論理的なアプローチをしているというのが一読した印象です。

 

 例えば子犬が咬むという行為に対して咬む動機と咬む強さから遊び咬みと防衛咬みを分類します。ペットシッターつばめの応援係モコも私の手を咬みます。実際に咬まれたケースを分類してみましょう。

咬む行為 咬む動機 咬む強さ 分類先
おもちゃで遊んでいる途中に手を近づけると咬む おもちゃを投げたり引っ張り合いをしてほしい 手を咥えるぐらいの強さの甘咬み 遊び咬み
ティッシュで遊んでいる途中に手を近づけると咬む ティッシュを取り上げられたくない 指から血が出るくらい強く咬む 防衛咬み

遊び咬みを辞めさせたい場合と防衛咬みを辞めさせたい場合で治療法が変わってきます。具体的な治療法は読んで頂きたいので記載しませんが、飼い主の意図とリアクションが逆の意味で犬に伝わっているかもしれないというのは今まで考えていなかったので勉強になりました。

 

 あと思ったのは、子犬を飼い始めた方は生後5か月までにたくさん外の世界に触れさせてあげて社会性を育ててあげて下さい。社会的な経験が少ないと恐怖や不安を感じやすくなり、初めて見る人や犬への攻撃行動の原因になるそうです。例えばモコは車の大きなエンジン音や救急車のサイレン音が聞こえると、必ず窓際まで走っていき吠えます。あまり車が通らない場所で育ったので経験が不足しており、恐怖や不安を感じているのだと思います。モコが4歳と成熟しており、外を車が走る環境は変えられないので、これから治療するのは難しいかもしれません。モコの個性として受け入れていこうと思っています。

 

 私はモコの咬みグセで特に悩んでいませんでしたが、読んでみるとペットシッターとして、飼い主として、いろいろと気づく事があります。とても勉強になる一冊でした!

 

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